展開図テンプレート作成時の注意
紙袋、手提げ袋のデータを作成する際に使われる展開図テンプレートですが、作成方法によってその並びが異なるので、注意が必要です。
正面の絵柄のデザインをいただければ、作成方法に合った展開図テンプレートでレイアウトして納品可能です。しかし、細かいデザインをしたい場合やデザイナーさんに展開図テンプレートを要求されることもあるため、こちらで詳しく説明します。
1. 国内生産(穴あけ式、OFJタイプ)
日本国内で作る場合の展開図は以下のようになります。
展開図は左から以下の順番になります。
- ウラ面
- マチ
- オモテ面
- マチ
- のりしろ
注意点として、オモテ裏を逆にデザインしないようにしてください。逆にすると、オモテ面に使いたかった絵柄が底部分に隠れることがあります。
2. 国内生産(輪転式)
国内生産の輪転式紙袋の展開図は以下の通りです。
展開図は左から以下の順番になります。
- のりしろ
- マチ
- オモテ面
- マチ
- ウラ面
このタイプではオモテ面が向かって左側になります。「紙」リサイクルマークはオモテ面の下部分に入れることが一般的です。
3. 海外生産
海外生産の展開図は以下の通りです。
展開図は左から以下の順番になります。
- のりしろ
- オモテ面
- マチ
- ウラ面
- マチ
海外生産の展開図の特徴として、正面の絵柄に継ぎ合わせ部分が来ないため、デザインがズレる心配が少ない点が挙げられます。
まとめ
以上、紙袋の展開図の種類と注意点を解説しました。オモテ面とウラ面で異なる絵柄の場合、細かい確認が必要です。国内生産、海外生産、取っ手の種類によっても微妙な違いがありますので、適切な展開図でデザインすることが重要です。
弊社にお任せいただければ、最適なレイアウトで紙袋を作成し納品いたします。お気軽にご相談ください。