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BLOG三越の紙袋・ショッパーがリニューアルされましたね。
日本の紙袋と言って皆さんは何を思い浮かべますか?
私は何と言ってもデパートの誰もが知る紙袋を思い浮かべます。
今回はその中でも特に有名でかつ、先日57年ぶりにリニューアルした「三越」の紙袋について見てみたいと思います。
旧来の白地に紺、赤、青のシンプルなデザインができたのが昭和32年ということですが、モダンでいてかつ飽きの来ないシンプルなデザインと色使いですね。
これが57年もの間、愛され、覚えられて来た理由なのでしょう。このデザインを見ると昔親に連れられて行った銀座の三越の雑踏を思い出します。
そして、2014年から右側のデザインに変わりました。
こちらのデザインは、人間国宝の友禅作家・森口邦彦氏によるものだそうです。友禅作家という伝統と格式を持ち合わせながらグラフィックデザインのような幾何学文様は自由でいて前衛的な感じがしますね。和と洋の融合、伝統と革新の邂逅とでもいうようなこちらのデザインも長く愛され、三越といえばこの文様というイメージを確立させていくことと思います。
着物のために創られた白地位相割付文「実り」と題されたデザインで、たわわに実るりんごだそうです。
三越とお客様の世代を超えた繁栄を表しているとのことです。デザインにも深い意味が込められていたんですねー。
今度三越行ったら今一度そのデザインを見ていることにします。
紙袋屋としては、今までの紙袋・ショッパーが輪転式(口部分が切りっぱなしになっている)でしたが、この新デザインの紙袋はOFJになっていて、より頑丈になっています。ていうことは年間何万枚作っているのか知りませんが、結構な単位の費用の増加があったのは容易に推測できます。お客さんにとってはより紙袋・ショッパーが高級になってくれて嬉しいですね。
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輪転式、OFJ式の紙袋、ショッパーも作成しております。お気軽にお問い合わせください。