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オリジナルの紙袋、手提げ袋を作成するということは中に何かを入れるわけでして、その中身の重量について、よく質問を受けます。
「中に入れるものが結構重いんだけど、大丈夫?」
「500mlのペットボトル、2本入れるんだけど破れない?」
などなど。
まず紙袋というくらいなので、基本的には素材は紙です。
紙袋に使用される用紙は紙袋用の強い用紙が使われます。またはコート紙のような紙袋用の用紙ではないものも使われますが、その場合は表面加工をするのが一般的です。この表面加工をするメリットはいくつかありますが、もっとも重要なのは強度をますためかと思います。
また、輪転式の手提げ袋、紙袋以外は、口の部分を中に折り込んでますが、その中にはボール紙(口ボールと呼んでます)を入れてます。こちらは持ち手のひもが抜けないように強度を補強するために入れてます。これがあると滅多なことではひもが抜けるということはありません。
では重量ではどのくらいまで持つのでしょうか?
弊社では過去にあるお客様から依頼を受けまして、手提げ袋・紙袋の強度を検査したことがあります。
検査機関である「一般社団法人 日本文化用品安全試験所」に依頼をしまして指定重量(この時は7kg相当)に相当する質量の錘(おもり)を入れ、24時間放置後に破損等ないか調べてもらいました。
待つこと1週間。検査結果が出ました。
結果はもちろん、なんの破損もありませんでした。
見た目もなんの問題もありませんでした。
使用形態としては持ち歩いて動いていると多少振り回すのでより荷重はかかるものと思われますが、それでも問題ないと思います。
つまり7kg程度であれば十分耐えられる強度があるとお墨付きをいただきました。
7kgと言えば、2Lのペットボトル3.5本分です。担ぐならまだしも、普通これを長時間手で持ち歩く、このことの方が大変ですし、手が痛くなってしまいますので現実的ではありません。(なので中にはそんなに入れないようにした方がいいですね)
持ち手の形状により手が痛くなる度合いが変わってきます。
やはりハッピータックのような平たい形状のものはまだ痛くなりにくいですが、アクリルスピンドルなどの丸ひもは痛くなるのが早いです。ひもを選ぶ際には見た目だけではなく、そんなことも考慮していただくといいかと思います。
各種ひもについてはこちらも参照ください。
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持ち手のひもや強度についてのご質問についてもお問い合わせください。お待ちしております。