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紙袋を作成する場合の意外な作業って何でしょうか?

紙袋を作成する方法は様々ありますが、小ロットで作成する場合は、枚葉(平たい用紙)にオフセット印刷をして、それを製袋(袋状にすること)するという工程を踏みます。作成数量500枚から何千枚という数量ですね。
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その場合の、最も一般的な持ち手のひもの付け方は、本体に穴を開けてひもを通すというやり方になります。

穴は口部分を折り返してそこにボール紙を挟んで固定し、そのボール紙ごと穴を開けてひもの結び目が取れない強度を出します。

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その作業はどのようにやっているのでしょうか。

機械でやっている?

 

正解は、手作業(内職)でやっているんです!

いまどき?手で?
なんて声が聞こえてきそうですが、手でやっています。

穴を開けるのは機械を使って開けますが、

・ひもを穴に通す、結ぶ

という作業は手でやっております。

一つの袋でひもは2本、通す穴は4つ、結ぶのも4つです。

1,000枚作成するのであれば、4,000回穴に通して、4,000回結ぶ、ということです。

私ども普段営業をしているモノも、たまに納期が迫っている場合(本当にごくまれですが)、あるいは事情があってひもを付け替える場合など、このひも付け作業をすることもあります。が、クリックすればコンピューターが何でもやってくれるのに慣れてしまった貧弱なモノはすぐに悲鳴をあげます。

マラソンである一定距離を走ると「ランナーズハイ」というアドレナリンがいい具合に出る状態になるかと思いますが、この内職作業も同じで、ある一定時間以上やっていると「ひも付けハイ」のような状態になります。ま、そこまでやると身体中バキバキになってますが。笑

紙袋が納期がかかる理由の一つにはこの手作業の工程の存在が大きいです。しかし、現在ではこの内職作業のスペシャリスト(ものすごい速さでこなしてく方)が高齢などでどんどん辞めてしまっており、ますますこの工程をやる人材が不足しております。

弊社ではこのような作業をやっていただける方を募集しております。ご興味ある方はご連絡ください。

 

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