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オリジナル紙袋、手提げ袋の印刷方法について—1.オフセット印刷

オフセット印刷

オリジナルの紙袋、手提げ袋の印刷方法について記載しようと思います。

まずは「オフセット印刷」です。

オフセット印刷

世間の方が目にする印刷物で一番多いのはこのオフセット印刷かと思います。いわゆるパンフレットやカタログなど世間にあふれている紙の印刷物の大半がこのオフセット印刷の可能性が大です。

オフセット印刷の特徴としましては、

・費用が安い
・初期費用がかからない(色校正をしなければ)
・キレイ
・早い
という感じでしょうか?

 

オフセット印刷の詳しい説明は他のサイトに譲るとして
(→オフセット印刷について。wikipediaより) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E5%8D%B0%E5%88%B7

 

オリジナル紙袋、手提げ袋を作成する場合の話です。

一番目の費用が安いというのは非常に重要ですね。三番目の特徴の早い理由の設備が豊富ということに関係していると思われますが、言ってみれば印刷する工場は「どこにでも」あるので、費用は必然的に安くなります。

 

二番目の初期費用がかからないというのは、以前は製版フィルムを作成して「製版代」がかかっていたところも現在はCTPでの出力となり、製版代がかかりません。他のシルク印刷やグラビア印刷、フレキソ印刷ですと必ずかかる「版代」がかからず、初期費用は色校正をしなければ0(ゼロ)円です。

 

三番目の早いというのもオフセット印刷のメリットです。印刷機が豊富にあるので、たとえ一つの機械が埋まっていても別の機械を探せばできます。現在ではCTP出力から印刷までなら最短で1日でもできます。

 

逆にデメリットは何でしょうか。

オフセット印刷のデメリットと言われると特にない、というのが正直なところです。
あえて挙げてみると、印刷の際の予備用紙が必要になる、というところでしょうか。(予備用紙とは印刷の色合わせや調子が出るまでに印刷機を回すのに必要な用紙でのちには廃棄されるもの)
しかしこれは他のグラビア印刷やフレキソ印刷ではオフセット印刷以上に予備の用紙が必要となるので、シルク印刷に対して、ということにはなります。

 

デメリットが少ないオフセット印刷ですが、全てオフセット印刷でできるというわけではなく、紙袋、手提げ袋のタイプによってはオフセット印刷できないものもありますので、使い分けていくことになります。通常、口部分が折られている紙製の紙袋、手提げ袋はオフセット印刷で作られています。

 

他の印刷方法は次回に譲るとします。

何か疑問に思われることがありましたらお気軽にお問い合わせください

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