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オリジナル紙袋のデータの作り方

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オリジナルの紙袋、手提げ袋を作成するのに必ず必要となってくるのが、その印刷データを作ることです。

今回は、通常のフルオーダーメイドの一般的なオフセット印刷の場合のお話です。

 

まず、サイズが決まりましたら弊社へ連絡をください。こちらで展開図テンプレートを作成してお送りさせていただきます。

大体こんな感じのものです。

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これは紙袋を広げた状態のものです。上の口折と入っているところが、口の折り返し部分となります。

また右側にある糊代の部分と一番左側が合わさって筒状になります。さらに底フラップの部分を折り込んで底を作っていきます。

底の中央によく「紙」マークを入れるのですが、これが右下に入っている紙のマークです。この部分に入れますと出来上がった時に底面のセンターに入ります。

また左から青、黄色、赤、黄色、青、と色が入っておりますが、こちらが紙袋の本体の見える部分になります。

黄色の部分はマチにあたる部分です。

先ほどの糊代の話と重なりますが、一番右側の細長い青の部分が左側につながっていきます。

正面の絵柄が異なる場合は青い部分と赤い部分の絵柄が異なることになります。
(絵柄が同じであれば青の部分と赤の部分には同じ絵柄が入ります)

ここで一つ気をつけなければならないことがあります。

紙袋にはおもて面と裏面があります。
おもて面というのは納品時に折りたたんだ際に正面に見える側をおもて面としております。

裏面は折りたたんだ時に底部分が折り返される側になります。

で、この展開図で言いますとおもて面は向かって右側の赤の部分になります。
左の青の部分が裏面になりますので、お気を付けください。

 

また、それぞれの色のつけ方でお気づきのことがあるかと思います。

黒い四角のラインは折り目のラインですが、先ほどから示しております青や赤や黄色の色が折り目から少しずつはみ出てたり、食い込んだりしているのがわかるかと思います。

これは私の性格がいい加減でテキトーにやったせいではありません。

これにも理由がありまして、紙袋の製作においては基本的に(例外もありましが、それは今回割愛します)、機械で製袋する際に、多少の遊び、あるいはズレというものが生じます。

折り目ぴったりに色や絵柄の変わり目をデザインしてしまいますと折り目がズレた時に非常に格好悪い状態となってしまいます。

そこであらかじめ多少のズレが発生してもいいように正面の絵柄を優先して、正面の絵柄を口の方向、マチの方向、底の方向に広げております。これで1m程度折り目がズレても正面の絵柄は綺麗に見える状態となります。

それに伴いマチ部分や底部分の絵柄はその影響を受けてこのような感じになります。

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周りにある紙袋を見てみるとそのようになっているかと思いますので、確認してみてください。

そこにもそれなりの理由があるんですねー。

 

あ、データ作成、デザインから請け負うことももちろんできますので、お気軽にお問い合わせください。

ロゴデータなどがあって、ロゴの配置程度であればもちろん、無料でレイアウトしますので!

ご連絡お待ちしております。

 

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