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紙袋の折り目の塗り足しについて。

印刷物などには「塗り足し」というものが必要です。仕上がりピッタリに作ってしまいますと、仕上げ断裁などでの数mmのズレで白が出てしあったりするため、必ず仕上がりにプラス数mm塗り足しをします。

これは折り目に対しても同じことが言えます。折り目もずれる可能性があるので、そんな時に絵柄を綺麗に見せるためには折り目から数mm塗り足しをします。優先したい面の色を回り込ませるイメージです。

通常は正面の絵柄を優先させるため、正面の色をマチの方へ回り込ませます。弊社ではこの回り込ませる幅を2mm以上とさせていただいております。

写真では正面の色の黒がマチの方へ2mm食い込んで赤の部分を侵食してるのがわかるかと思います。これで例え折り目が多少ずれても正面にマチの赤が出ることはありません。

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また底部分はこんな感じになります。(こんな額縁のようにするのが多いですが、もちろん底部分全体に色をつけることも可能です)
こちらの塗り足しは10mmが多いです。10mmにするとこのように見栄えもいいです。(写真は10mm)

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口折り返し部分はこんな感じになります。
もちらも底部分同様で額縁の形になってます。こちらも口部分全部に色をつけることももちろん可能です。
こちらも塗り足しは10mmが多いです。(写真も10mm)

以上の話は機械で自動で製袋(袋にする)するときの話で、用紙が厚い場合などは抜き型を作成してビク抜きをして折りスジをつけるので、ズレはほぼ生じません。そのため折り目ピッタリに色の変わり目を持ってくることも可能です。海外生産の場合はほぼビク抜きをするので上記の話は当てはまらないことが多いです。念のため。

個別には営業担当へ直接お問い合わせください。

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