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先日はOFJの紙袋でアクリルテープが付けられるようになったという記事をアップしましたが、今回はその続きです。(前回の記事:OFJでアクリルテープ

通常のOFJ紙袋では、自立するひもが用いられていたため、アクリルスピンドルは4×4の芯入りが使われます。
芯が入っているため自立をしますので、ひもの取り付け時にひもが垂れてしまって絡んでしまうということがなく製袋することができました。

それが製袋する機械のスピードやひもの取り付け方を工夫することにより、アクリルスピンドルでよく使われる8×8(芯なし)でも可能になりました。

袋に穴を開けずに、かつひもに芯なしのアクリルスピンドルをつける方法といえば、従来ではターントップという方法が主流でした。

ターントップというのは、口折の頂点にひもを通す穴を開けるもので、通常は手作業で行なうものでした。
(ターントップの説明はこちら

 

OFJでアクリルスピンドルの芯なし(8×8)の写真がこちらです。

これは口折の中の部分を拡大して撮影したものです。

OFJ特有の「J」の字の切り込みからアクリルスピンドルが出てます。

オモテ面から見ると

こんな感じになります。(左側に写っているものです)
これは撮影時に、ひもがよく写るように手でギュッと立ててから垂れる前に急いで撮影しました。

そして、もちろん、ひもを通す穴はオモテ面からは見えません。

先日のOFJでアクリルテープのときと同様、こちらの作業が人力ではなく機械で行えるようになったということで大量ロットの場合、金額面でメリットが出てきます。

最も人気のあるアクリルスピンドルで袋のオモテに穴を開けないデザインがお好みの場合である程度枚数がある場合(5,000枚程度でしょうか)、この方法が安く、かつ早く出来上がることになりますので今後作成方法の選択肢がひとつ増えますね。

このように紙袋の製袋技術も日々発展しております。より皆様に高品質で、かつ短納期、そして安価にご提供できるよう努力しております。
今後紙袋を作る際には一度改めて作り方などを再検討していただければ最善のアドバイスをさせていただきます。

 

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