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弊社でも中国で紙袋、ポリエステルバッグ 、コットンバッグ、不織布バッグなどを生産していますので、かの国の旧正月には毎年翻弄されています。
日本のお正月といえば1月1日ですが、これは太陽暦を採用した明治時代以降のこと。昔は日本もお正月といえば旧正月の時期でした。
そんな旧正月(太陰暦)の風習がアジア各国(中国を中心とした国々)では残っています。中国、台湾、韓国、北朝鮮、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ブルネイ、モンゴルでは、国の休日として春節を祝っているのです。
となると。それっていつなの?と思いますよね。実際、太陰暦での日程のため毎年日にちが異なるのです。聞くところによると中国国民でさえ来年の旧正月がいつになるかわかっていないとも言われています。
今年は2月5日が旧正月です。
具体的には2月4日の大晦日から2月10日までの7日間が休暇となります。
この間にかの国では民族大移動とも言えるような状況となるそうで、出稼ぎに都市部へ出ている工員などが一斉に帰省したり、最近ではバカンス・旅行にとみんなが一斉に移動するためどこもかしこも大混雑になるようです。
弊社が委託している工場などでもこの時期に帰省した工員がなかなか戻ってこなくて、1ヶ月程度は通常業務が滞ることも珍しくありません。帰ってこないと思っていたら別の工場へ転職していたなんてこともザラだそうで・・・
この辺がおおらかというか大陸的なたくましさというか・・・それでもまた人員を増やしてまだまだ世界の工場として稼働してくれています。
とはいえ旧正月中は工場も通常の会社も全て止まるのが「旧正月」です。工場に至っては1ヶ月くらい止まってしまいますので、その前後のご注文は注意が必要です。それによって納品が遅れてしまう危険もありますので、この時期の注文は弊社も常に気を使って確実な納期をお答えしています。
イメージとしてはバレンタインに使用するものは間に合いますが、年度末に使用するもの、年度末のイベント、例えば卒業式、謝恩会、などで使用するものは12月くらいから余裕を持った発注が必要となります。入学式、入社式などのものも要注意です。
とはいえ中国の生産能力に頼らざるを得ないのが現状ですので、そこはうまく付き合いながらやっていきたいと思っています。
中国での生産などをご検討の方、一度ご相談いただければより良い方法をご提案できると思います。一度お問い合わせください。